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3-8|WordPressのプラグインとは?

Lesson. 03|WordPress(ワードプレス)編

3-8|WordPressのプラグインとは?

プラグインとは、ワードプレスに機能を追加できる「拡張機能」のようなものです。ワードプレスにはプラグインは欠かせないものですので、「プラグイン」についての基礎知識を学んで行きましょう♪

プラグインとは?

プラグインとは、WordPressに新しい機能を追加できる「拡張機能」のようなものです。

スマホにアプリを入れると機能が追加されるように、WordPressもプラグインを入れることで、機能が追加され出来ることがどんどん広がります。

無料で使える

プラグインは基本的には「無料」で使えるモノがほとんどですが、プラグインによっては機能制限があり、一部有料の場合があります。

できるようになること(例)

目的 プラグイン名 内容
お問い合わせフォームを作る Contact Form 7 フォームを簡単に作成・設置できる
セキュリティ強化 Wordfence 不正アクセスやウイルスからサイトを守る
SEO対策 All in One SEO / Yoast SEO 検索で上位表示されやすくする設定ができる
サイトの表示を高速化 WP Fastest Cache キャッシュ機能で読み込みを早くする
多言語対応 Polylang サイトを複数の言語で表示できるようにする
ネットショップ開設 WooCommerce WordPressで商品販売ができるようになる

プラグインのインストール方法

プラグインをクリック

WordPress管理画面にログイン後

①左メニューから「プラグイン」 ➡ ②「プラグインを追加」をクリック

プラグインを検索

プラグインを検索窓から検索できます。

例えば、「お問い合わせ」など

プラグインのインストール

該当のプラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリック。

プラグインの有効化

プラグインのインストールが完了したら、有効化をクリック。

インストール済みプラグインに追加される

インストールが完了すると、「インストール済みプラグイン」の画面にて、インストールしたプラグインが追加されています。

ここで、「有効化」や「無効化」「削除」の操作も可能です。

各プラグインは「自動更新を有効化する」にしておくのがおすすめです。

「テーマ」と「プラグイン」の違い

項目 テーマ プラグイン
目的 デザイン・レイアウト・機能追加 機能追加
SWELL、Cocoon Contact Form 7、Yoast SEO など
通常1つ 複数使ってOK(5〜15個程度が目安)

テーマは「デザインや機能」をまとめて反映できる「デザイン&機能パッケージ」のようなものですが、テーマは「機能のみ」を部分的に追加できるシステムになります。

例えば、「お問い合わせ機能」のみを追加する。 など

プラグイン使用時の注意点

注意点 説明
信頼できるものを使う インストール数が多く、評価が高いものを選ぶと安心
入れすぎ注意 多すぎるとサイトが重くなったり、不具合の原因に
相性の問題 他のプラグインやテーマと競合することもある
定期的に更新 古いままだとセキュリティリスクがあります
バージョンによる互換性 ワードプレスのバージョンとの互換性でエラーになる場合がある

よく使われる定番プラグイン(初心者向け)

プラグイン名 用途
Contact Form 7 お問い合わせフォーム
WP Multibyte Patch 日本語対応を強化(必須)
All in One SEO SEO対策
SiteGuard WP Plugin セキュリティ強化
WP Super Cache 表示速度の高速化
BackWPup サイトのバックアップ自動化

まとめ

項目 内容
プラグインとは WordPressに機能を追加する「拡張機能」
使い方 管理画面から簡単にインストール&有効化
メリット コーディングなしで機能をどんどん追加できる
注意点 信頼性・相性・入れすぎに注意が必要

おすすめプラグイン

おすすめのプラグインについて、ご紹介しておきます♪

基本系(ほぼすべてのサイトでおすすめ)

プラグイン名 概要
Yoast SEO または All in One SEO Pack SEO対策の定番。タイトル・ディスクリプションの編集やXMLサイトマップ自動生成が可能。
WP Super Cache または LiteSpeed Cache サイトの表示速度を高速化。キャッシュ機能でパフォーマンス改善。
Akismet Anti-Spam コメントスパムを自動的にフィルタリング。WordPress公式が提供。
Contact Form 7 お問い合わせフォーム作成に便利。多機能でカスタマイズも柔軟。
Jetpack セキュリティ・バックアップ・統計など多機能が1つに集約。初心者にも安心。

セキュリティ関連

プラグイン名 概要
Wordfence Security ファイアウォール・スキャン・ログイン制限など総合セキュリティ対策。
Limit Login Attempts Reloaded ログイン試行回数制限で不正ログインを防止。

デザイン・UI強化

プラグイン名 概要
Elementor ノーコードでページをデザインできる人気のページビルダー。
Advanced Custom Fields (ACF) カスタム投稿やカスタムフィールドを簡単に追加・管理できる。

EC・予約・決済向け

プラグイン名 概要
WooCommerce ECサイト構築の定番プラグイン。商品登録、決済、在庫管理などが可能。
Booking Calendar 予約管理ができるプラグイン。サロンや教室などに便利。

管理・運用系

プラグイン名 概要
BackWPup または UpdraftPlus バックアップ&復元機能。Google DriveやDropboxと連携可能。
Redirection リダイレクト設定や404エラーのログ確認が可能。SEOにも有効。
Duplicate Post(今は「Yoast Duplicate Post」) 投稿や固定ページを複製できる。下書きベースの作業に便利。

マルチ言語・翻訳

プラグイン名 概要
BackWPup または UpdraftPlus バックアップ&復元機能。Google DriveやDropboxと連携可能。
Redirection リダイレクト設定や404エラーのログ確認が可能。SEOにも有効。
Duplicate Post(今は「Yoast Duplicate Post」) 投稿や固定ページを複製できる。下書きベースの作業に便利。

プラグイン選びのポイント

  • 必要最低限に絞る:多すぎると表示速度や管理が重くなる。
  • 更新頻度を確認:放置されたプラグインはセキュリティ上リスクがある。
  • 公式ディレクトリの評価・レビューを参考に:信頼性の確認に有効です。
  • プラグインがテーマと干渉したり、他のプラグインと干渉する場合もある。

Lesson. 03|WordPress(ワードプレス)編