3-6｜WordPressの「メニュー」の作成・編集

Lesson. 03｜WordPress（ワードプレス）編

メニューとは？

WordPress上でいう「メニュー」とは、サイト上部にある「ナビバー」や「サイドバー」に表示される「ナビゲーションリンク」の集まりを指します。

例えば、ナビバーメニューに表示される

• 「ホーム」
• 「プロフィール」
• 「お問い合わせ」

などのリンクの表示になります。

メニューの作り方

① メニュー作成画面を開く

管理画面の左側メニューにある
【外観】→【メニュー】をクリックします。

すると、メニューの編集画面が表示されます。

② 新しいメニューを作成

①「メニュー名」を入力（例：ヘッダーメニュー）
②「メニューの位置」を選択（メニューを表示する場所です）
③「メニューを作成」をクリック

※後から「編集可能」ですので、とりあえずでも大丈夫です。

③ メニューに「項目を追加」

左側の項目から表示した「メニュー項目」を複数追加していきます。

• 「ホーム」
• 「プロフィール」
• 「お問い合わせ」など

追加できるメニュー項目

追加できる「メニュー項目」は、作成した「投稿記事」や「固定ページ」「カテゴリー」などからも選択して追加可能です。もちろん、「カスタムしたリンク」や「外観リンク」なども表示可能です。

追加できる項目	内容例
固定ページ	ホーム、会社概要、アクセスなど
投稿	ブログ記事を直接リンク
カスタムリンク	外部リンク（例：https://〜）
カテゴリー	記事カテゴリー一覧へのリンク

追加した項目にチェックを入れて「メニューに追加」をクリック！もしくはドラッグ＆ドロップで順番を入れ替えられます。

追加した「メニュー項目」が表示されます。

メニュー項目の編集（表示名など）

追加後、メニュー項目の「表示内容」を編集することも可能です。（表示名など）

④ 表示する「位置」を選ぶ

「メニュー設定」で作成したメニューを「表示する場所」を選びます。複数選択も可能で、選択した位置に作成したメニュー項目が表示されます。

• ヘッダーメニュー
• フッターメニュー
• サイドバーメニュー
• モバイルメニュー など

※ 表示できる場所は「テーマによって異なる」

「場所ごと」に表示する内容を変わる

場所ごとに表示するメニュー項目を変えたい場合は、その場所用のメニューを新しく作成して、それぞれのメニューをそれぞれの場所を選択して表示します。

• ヘッダー用メニューを作成　➡　場所「ヘッダーメニュー」を選択
• サイドバー用メニューを作成　➡　場所「サイドバーメニュー」を選択

⑤ メニューを保存

最後に「メニューを保存」

サブメニュー（ドロップダウン）の作り方

①子メニューにしたい項目を、親メニューの少し右にドラッグ
②「サブ項目」と表示されればOK
③メニューを保存すると、ドロップダウンになります

メニューが反映されないとき

• メニューの表示位置が選ばれていない
• テーマがメニューに対応していない

→ テーマの設定やウィジェットから調整が必要な場合もあります。

メニュー構成例

メニュー構成は、サイトの目的や訪問者の導線を考えて設計するのが大切です。以下に、いくつかのパターン別に「使いやすく、分かりやすい」メニュー構成例を紹介します。

企業サイトの場合（例：コーポレートサイト）

• ホーム
• 会社概要
• サービス紹介
• 実績・導入事例
• お知らせ（ブログ）
• 採用情報
• お問い合わせ

ポイント

• 初めて来た人に会社の全体像が伝わるように。
• 「サービス紹介」と「導入事例」はセットで信頼感UP。
• 採用が重要なら目立たせてもOK。

ECサイト・ネットショップの場合

• ホーム
• 商品一覧
  ┗ カテゴリー1（例：レディース）
  ┗ カテゴリー2（例：メンズ）
• よくある質問
• ご利用ガイド
• マイアカウント
• カートを見る
• お問い合わせ

ポイント

• 商品カテゴリーはサブメニューで整理。
• 購入前後の不安を「よくある質問」や「ご利用ガイド」で解消。

個人事業主・フリーランス（ポートフォリオ）

• ホーム
• プロフィール
• サービス内容
• 実績・ポートフォリオ
• ブログ
• お問い合わせ

ポイント

• 自分の実力や人柄が伝わる構成に。
• 「サービス内容」で提供メニューを明確に。
• ブログで更新性や専門性をアピール。

ブログ中心のサイト

• ホーム
• カテゴリー一覧
  ┗ カテゴリーA（例：SEO）
  ┗ カテゴリーB（例：副業）
• 人気記事
• 運営者情報
• お問い合わせ

ポイント

• カテゴリーを見やすく整理。
• 人気記事を目立たせて、回遊性アップ。

メニュー設計のコツ

コツ	説明
メニューは7項目以内が目安	多すぎると逆に見にくい
重要なページは上位に	左（または上）ほど目立ちます
外部リンクもOK	「予約サイト」「SNS」などもカスタムリンクで追加可能
モバイルでの表示も確認	ハンバーガーメニュー時の順番や折りたたみ表示に注意