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5-2|Google Search Console(サーチコンソール)の導入手順

Lesson. 05|分析ツール編

5-2|Google Search Console(サーチコンソール)の導入手順

サーチコンソールに登録

Google サーチコンソールにアクセス

【公式】https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

「プロパティタイプの選択」からサイトを登録

WEBサイトをサーチコンソールに登録する方法には2種類の方法があります。

①ドメイン

  • ドメイン(example.comなど)全体を対象にする(サブドメインや https/http を一括管理)
  • DNS設定が必要

下記の条件の場合は、こちらの方法がおすすめです。

  • 一つのドメインで、複数のサイトを運営している場合(サブドメインなど)
  • ドメインのDNS設定が変更できる場合

※この方法で登録する場合、ドメインのDNS設定を変更する必要があります。

②URLプレフィックス

  • 例(https://example.com/)のようなURLのみ対象
  • HTMLタグ設置やGAタグでの認証が可能

下記の条件の場合は、こちらの方法がおすすめです。

  • 一つのドメインで、一つのサイトを運営している場合
  • ワードプレスなどのツールのみの設定変更で完了したい場合

※この方法で登録する場合は、ワードプレスの機能のみで登録を完結することが可能です。

①、②のどちらを選択する方が良いの?

どちらを選択して頂いてもサーチコンソールは利用できますので、基本的にどちらの方法でも大丈夫です。

ただ、どちらでも対応可能ということであれば「①ドメインをする方法」がおすすめです。

所有権の確認(4つの方法)

次に、Googleに「このサイトは自分のものです」と証明する必要があります。

方法①:DNSレコードで認証(※おすすめ)

  1. サーチコンソールで発行される TXTレコード をコピー
  2. ドメインを管理しているサービス(お名前.com、Xserver、ConoHaなど)にログイン
  3. DNS設定に TXTレコードを追加
  4. 数分〜数時間後に「確認」をクリック

方法②:HTMLファイルをアップロード

  1. 指定のHTMLファイルをダウンロード
  2. サイトのルートディレクトリ(例:public_html/)にアップロード
  3. 「確認」をクリック

方法③:HTMLタグを追加(※おすすめ)

  1. 指定された <meta> タグをコピー
  2. サイトの <head> 内に貼り付ける
    (WordPressなら「テーマのheader.php」や「SEOプラグイン(All in One SEO / Yoast SEO)」で追加可能)

方法④:GoogleタグマネージャーやGA4で認証

既に導入済みなら追加設定なしで認証できる場合もあります。

サイトマップを送信(必須ではないが推奨)

サイトマップの登録は必須ではありませんが、Googleに対して情報を見つけてもらい易くするために登録するのがベターです。

サイトマップを送ると、新しい記事をGoogleに見つけてもらいやすくなります。

手順

  1. 左メニューにある「サイトマップ」をクリック
  2. sitemap.xml を入力(例:https://example.com/sitemap.xml)
  3. 「送信」を押して完了

WordPressではサイトマップは自動で生成されません。プラグインを使用して生成しましょう。

URL検査(インデックスの確認)

各ページが「Googleにインデックス(登録)されているか」を確認することが出来ます。調べたいページのURLを入力してみましょう。

  1. 「URL検査」に該当ページを入力
  2. 「URLがGoogleに登録されています」と出ればOK(※インデックス登録済み)

インデックス登録をリクエスト

「URL検査」で「URLがGoogleに登録されていません」と表示された場合は、インデックス(登録)をしてもらうために、

「インデックス登録をリクエスト」しましょう!

新しい記事を書いたときは「インデックス登録をリクエスト」を実行するとGoogle上に早く反映されます。

反映には数日かかる。

サーチコンソールに登録しても、サイトの情報がサーチコンソールに反映されるには時間がかかります。

数日待ちましょう!

まとめ

  • サーチコンソールにサイトを登録
  • 所有権を確認(DNS or HTMLタグなど)
  • サイトマップを送信
  • 「URL検査」でインデックス登録の確認
  • インデックス登録をリクエスト

これで検索パフォーマンス(表示回数・クリック数・平均順位)やエラー確認ができるようになります。

ワードプレスのおすすめプラグイン

Site Kit by Google

特徴

  • Google公式プラグイン。WordPressの管理画面から「GA4」「Search Console」「PageSpeed Insights」「AdSense」「Tag Manager」などをワンストップで設定できる。
  • 設定ウィザードに従うだけで連携可能、コード挿入の必要なし。
  • ダッシュボードに各種データの概要を表示。操作も直感的で初心者に優しい。

向いている人

  • 手軽に複数のGoogleサービスを導入したい初心者
  • 一つのプラグインで管理したいユーザー

Lesson. 05|分析ツール編