Lesson. 04|SEOライティング編
4-9|サムネイル画像(アイキャッチ画像)
SEO記事のタイトル・見出し・本文が完成したら、最後に サムネイル画像(アイキャッチ画像) を作ると、クリック率や変わってきます。このレッスンでは「サムネイル画像」を作成するポイントについて学んで行きましょう♪
サムネイル画像の役割
クリック率(CTR)を上げる
→ SNSやブログ一覧で目立つ。
記事内容を直感的に伝える
→ 一目で「何の記事か」が分かる。
ブランディングに貢献
→ サイト全体のデザイン統一で信頼感UP。
サムネイル作りのポイント
文字を入れる
- 記事タイトルをそのまま使うのではなく、短く要約(5〜7語程度)。
例:「SEO記事の書き方 完全ガイド」 → 「SEO記事の書き方5ステップ」 - フォントは 太くて読みやすいものを選ぶ。
色使い
- 背景色はシンプル&明るめ(白・青・黄色など)
- 文字色はコントラスト強め(黒×白、青×白、黄×黒)
- サイトやブランドの コーポレートカラーを統一 すると信頼感が出る。
図やアイコンを加える
記事のテーマに関連するイラストやアイコンを入れると分かりやすい。
例:SEO記事 → 検索アイコン・キーボード・グラフなど
シンプルにする
情報を詰め込みすぎない。
「背景+短いテキスト+シンボル」の3点セットがベスト。
デザインの実用テクニック
- サイズ:横1200px × 縦630px(OGP推奨サイズ)
- フォント:ゴシック系で太字(Noto Sans, Roboto, 游ゴシックなど)
- 余白を広く取る:文字がぎゅうぎゅうだと読みにくい
- テンプレを用意する:CanvaやFigmaでベースを作り、毎回流用
SEO視点での工夫
ファイル名にキーワードを入れる
seo-article-writing-thumbnail.jpg
alt属性で画像内容を説明
alt=”SEOに効果的な記事の書き方を解説するサムネイル画像”
画像サイズの軽量化(WebP/JPEG圧縮)
ページ速度を落とさないため。
チェックリスト
- 一目で「記事内容」が分かる?
- 文字は5〜7語以内で読みやすい?
- 色のコントラストは強い?
- サイト全体のデザインに統一感はある?
- altタグとファイル名はSEO的に最適化している?
まとめると、サムネイルは 「短いキャッチ文字+シンプル背景+関連アイコン」 が黄金パターンです。
SEOだけでなくSNSシェア時の拡散力も高まるので、必ず意識して作るのがおすすめです。
補足:「見出し」ごとに画像を配置するべき?
SEOの観点
画像は必須ではない
Googleのランキングは本文テキストの質が中心。見出しごとに必ず画像を置かなくてもSEO順位に直接マイナスはありません。
ただし画像は補強になる
適切なalt属性・キャプションを入れれば、検索エンジンに「記事の網羅性」を示せる。画像検索からの流入チャンスも生まれます。
UX(読者体験)の観点
長文記事では視覚ブロックが必要
文字だけだとスクロール疲れで離脱しやすい。2〜3スクロールごとに図解や画像があると読みやすい。
見出しごとに配置する必要はない
H2/H3のすべてに画像を入れると、逆にノイズになり流れが分断されることもある。
効果的なのは以下の場面
- 手順やフローを解説するとき(図解・スクショ)
- 比較・メリット/デメリット(表やアイコン)
- 成果やデータを見せるとき(グラフ)
- 感情的な共感を狙うとき(イメージ写真)
実用ルール(おすすめ)
H2ごとに1枚入れるかどうか検討する
「説明だけでは分かりにくい部分」にだけ画像を入れる
H3ごとに全部入れる必要はない
箇条書きや表で済む場合はテキストのみでOK
目安:2,000〜3,000字の記事なら5〜7枚程度
情報の流れを邪魔せず、スクロールのリズムを作れる
画像のSEO最適化ポイント
- alt属性:キーワードを自然に含めた説明文
- ファイル名:seo-article-example-step1.png のように意味を持たせる
- 軽量化:WebPや圧縮ツールでサイズ削減
- キャプション:読者が見ただけで意味が分かる一言説明
結論
「見出しごとに必ず画像を置く必要はない」
ただし、長文記事の可読性を上げるために、重要な見出し(H2)ごとには図やイメージを1枚は検討するのがベスト。
「補足や視覚化が必要な部分だけ」に入れると、SEOにもUXにも良いです。
Lesson. 04|SEO・WEBライティング編編
- 4-1|SEOの基礎知識
- 4-2|SEOを意識したWEBライティング
- 4-3|キーワード選定
- 4-4|検索キーワードの意図の考え方
- 4-5|記事タイトルの付け方
- 4-6|見出しの付け方
- 4-7|導入文(リード)の書き方
- 4-8|記事本文の書き方
- 4-9|サムネイル画像(アイキャッチ画像)
- 4-10|ディスクリプション
- 4-11|記事のリライト