Lesson. 02|Canva(キャンバ)編
2-5|バナー画像を作る上での基本知識
バナー画像を作る上で必要な「基本的な知識」や「ポイント」について、学んで行きましょう♪

バナーとは
バナーは本来「旗」「横断幕」という意味を持ちます。
Webの世界では「画像を使った広告や案内のこと」を指します。
例えば、
- ECサイトのトップページにある「SALE開催中!」と書かれた画像
- Yahoo!やGoogleなどのサイトに表示される四角い広告画像
- ブログ記事の途中に入るキャンペーン案内の画像 など
バナーの目的を理解する
バナーは「クリックしてもらう」「情報を伝える」など、明確な目的があります。
情報を伝える
キャンペーン、イベント、新商品のお知らせなど
誘導する
「詳しくはこちら」「今すぐ購入」などでリンク先へ導く
ブランドイメージを伝える
ロゴやデザインで企業の世界観を示す
バナーは「小さな広告塔」のような役割を果たしています。
- 認知型:ブランドやサービスを知ってもらう(例:キャンペーン告知)
- 誘導型:特定ページへクリックさせる(例:購入ページ、LPへの誘導)
- 成果型:その場で行動を促す(例:「今すぐ登録」「50%OFF」)
作る前に「誰に」「何を」「どうして欲しいか」を決めることが大切です。
バナーの種類
Web広告用バナー
- Googleディスプレイ広告、SNS広告などで表示される
- サイズ規格が決まっている(例:300×250px、728×90px など)
サイト内バナー
- ホームページやECサイト内に設置される
- 例:トップページのキャンペーン案内、カテゴリー誘導
メールバナー
メルマガの最下部などに入る案内画像
構成(レイアウト)の基本
バナーの要素は大きく分けて 3つ です。
キャッチコピー(文字)
- 一番伝えたいこと(例:「期間限定セール!」)
- 短く、大きく、目立たせる
ビジュアル(画像・イラスト)
- 商品やサービスを連想させる写真・アイコンを使う
- 人物写真は注目を集めやすい
CTA(行動喚起)
「詳しくはこちら」「今すぐ登録」など、クリックの動機を作る
ポスターのように「情報を全部入れる」必要はなく、1つの訴求に絞るのがコツ。
デザイン要素の基本知識
① 色(カラー)
- ブランドカラー + 目立つアクセントカラーを使う
- 3色以内にまとめると見やすい
- 赤やオレンジ:行動を促す/青:信頼・安心/緑:自然・安らぎ
② フォント(文字)
- 見出し(太く・大きく)
- 本文(細め・読みやすく)
- 2種類以内で統一するとプロっぽく見える
③ 画像 / 写真
- 高解像度のものを使う(ぼやけはNG)
- 主役(商品や人物)は中央や目立つ場所に配置
- 透過PNGや切り抜きで余計な背景を省くのも効果的
④ 余白
- 文字や写真を詰め込みすぎない
- 余白をとると「洗練されたデザイン」に見える
バナー作成のポイント
- 一瞬で内容が伝わる(1〜2秒で理解できる)
- テキストは短く大きく(「SALE」「無料体験」など)
- 色・写真で視線を引く(コントラストをつける)
- クリックを促す要素(CTA)を入れる(「詳しくはこちら」)
Lesson. 02|Canva(キャンバ)編
- 2-1|Canva(キャンバ)を使ってみよう♪
- 2-2|Canvaでよく使う機能
- 2-3|Canvaで利用できるオススメの「フォント」
- 2-4|画像の基礎知識(サイズ・縦横比・px・形式)
- 2-5|バナー画像を作る上での基本知識
- 2-6|インスタグラムの投稿画像を作る上での基礎知識
- 2-7|課題|Canvaを使って画像を作成してみよう♪